ファクタリング市場は、金融庁の規制の狭間に落ちる“合法の皮を被った高リスク商材”。
だからこそ アフィリエイト業者の格好の獲物 となる。
だが、問題は“稼ぐ”ことではない。
稼ぐために書いていることを隠す=ステマ である。
ここでは、彼らがどのように「儲け」「隠し」「誘導し」「逃げる」のか、
その構造を完全に暴く。
【第1章】アフィリエイト収益の“汚れた構造”
■1. 成果報酬ではなく「申し込みボタン誘導」が本体
一般のアフィリエイトと異なり、ファクタリング業界は
1件の申し込み誘導だけで数万円〜十数万円 が動く。
つまり読者の利益より、
「どこに誘導すれば最も高単価になるか」で記事内容が決まる。
ランキング形式はその象徴だ。
ランキング1位=報酬単価が最も高いだけ。
この“儲かり順ランキング”を
「おすすめ」
「安心」
「審査が早い」
などとラベルを貼り替えているだけだ。
■2. アフィリエイト会社は自社で記事を書かない
ほとんどが外注。
ライターは金融知識なし、法律知識ゼロ。
- “償還請求権なし(ノンリコース)”
- “手数料が安い(根拠なし)”
- “優良企業のみ掲載”
こうした完全に法的誤情報を平気で書けるのは、
彼らに責任が及ばない仕組みがあるからだ。
書いたのはライター
掲載したのはメディア
誘導したのは広告主
契約したのは利用者
誰も責任を取らない“四重無責任状態”。
■3. 広告主(ファクタリング業者)は“記事を買っている”
アフィサイトが本当に売っているものは 記事ではなくランキング順位 だ。
ある種の業者はこう言う。
「1位掲載するなら月額○万円で」
「ライバル企業を下げてくれれば追加報酬」
これ、実質的には 広告枠販売 であって比較メディアではない。
なのに、
「中立」「第三者」「調査しました」
という“嘘の人格”を被っている。
【第2章】アフィリエイトが踏み抜いている法的地雷
──とりわけステマ規制を完全に無視している──
■1. ステマ規制(景品表示法)
2023年10月から導入されたこの規制は明確。
「広告であることを明示しなければ違法」
つまり
「ランキングサイト」
「比較メディア」
「おすすめ記事」
であっても、
利益を受けて書いているなら 広告明示が必須。
ところがファクタリング系サイトのほぼ全てがこれを無視。
- 「広告」「PR」「アフィリエイトを含みます」と書かない
- ランキングの根拠を示さない
- 中立性を謳いながら事実上の広告
これは完全アウト。
■2. 虚偽・誤認表示(景品表示法違反)
典型例:
- ノンリコースであるかのように書く
- 「手数料○%〜」と最安値だけ記載
- 必要書類が少ないと書く(実際は多い)
- リスクを一切書かない
これらは 著しく事実とかけ離れた広告 とみなされ、
景表法の処分対象になる。
■3. 行政が見ていない間に“詐欺的誘導”が横行
ファクタリングは金融ではない、法規制外だ、
という誤解を盾にする業者が多いが、
広告は100%規制対象。
つまり
記事を装った広告=ステマ
は、ファクタリングだから許されるわけではない。
むしろ悪質性は他業界以上。
【第3章】アフィサイトが使う“違法スレスレ誘導文技法”
以下の文章があったら、99%広告目的。
●「審査に不安のある方におすすめ」
=高単価誘導キーワード。
●「即日で資金確保したいならここ」
=焦りに付け込む危険誘導。
●「悪徳業者を避けるために」
=“自分たち以外を悪にする”二段ロジック。
●「金融庁認可」「安心」
ファクタリングに認可制度は存在しないため 虚偽表示。
【第4章】アフィリエイト構造が被害を加速させる理由
■1. 業者より「媒体」の方が強大
悪質ファクタリング業者は潰れても、
メディアは別名義で復活できる。
だから責任感がゼロ。
■2. SEOの力で“相談者より上位に来る”
被害者より早く検索結果に到達するため、
誤情報が 正しい情報より必ず先に届く。
■3. 誰も検証しない
金融法務の専門家が参入しない領域だから、
誤情報が訂正されないまま何年も放置される。
【第5章】結論:
「儲かるから書いている」と明示しない時点で、ステマであり違法リスクがある。
そして、
ファクタリングの誤情報を拡散すること自体が
中小企業の経営判断を狂わせ、
実害につながる極めて悪質な行為だ。
アフィリエイトは免罪符ではない。
「広告」なのに広告と書かない時点で、
もはや社会的詐欺 と言ってよい。

