もし「2社間ファクタリング(=合法ヤミ金)」に手を出してしまったら

ファクタリングのトラブル

—— 脱出した人たちの実例と、業者が最も嫌がる行動ランキング

資金繰りが苦しい時、2社間ファクタリングに手を出すのは珍しいことではありません。
しかしその実態は、
「借金という言葉を使わないだけの、極超高利ヤミ金」
に限りなく近いものです。

  • 返済日(と言い換えられる)管理
  • 電話・SMSでの威圧
  • SNS・家族情報を材料に圧力
  • 次の請求書を使って“ジャンプ(借り換え)”
  • 裁判を避けるための相殺禁止

一度巻き込まれれば、抜け出すにはコツが必要です。

ここでは 実際に抜け出した中小企業の生のケース と、
業者が最も嫌がる行動ランキング をセットでまとめました。


◆1. 実際に「抜け出した」3つのケース

—— どんな行動を取れば現実的に抜けられるのか?


【ケース1】取引先へ“正直に説明”し、業者が退散した例

業種:外壁塗装業(個人事業)
負債:50万円 → 毎月35%の手数料

状況:

  • 毎月「次の請求書で返してくれ」と業者からジャンプ要求
  • 電話での怒号
  • SNSで家族情報を探られる

とにかく精神的に追い詰められ、
「もうどうにでもなれ」と覚悟を決めて、メイン取引先に正直に説明。

すると取引先担当者は一言:

「なんで早く言ってくれなかったの?支払い早めるよ」

結果:

  • ファクタリング会社は“通知されると困るため”急に弱腰
  • 一部減額しての“示談”で終了
  • 取引先とは逆に信頼関係が強まる

→ 最短・最大の効果を出す方法のひとつ。


【ケース2】司法書士が介入し、業者が“態度急変”した例

業種:運送業
負債:120万円 → 実質年利200%以上

状況:

  • 返済日に間に合わず「飛ばれた」と怒鳴られる
  • 「次の売掛で回せ」の連続
  • 深夜にもSMSが届く

司法書士に相談したところ、

「これは貸金の疑いが強い。こちらから連絡します」

と、司法書士名義で内容証明を送付。

すると業者側はわずか3日で姿勢を変え、

  • 督促停止
  • 一部返金
  • 残金は分割で和解

→ 法廷に来られると困る業者ほど、専門家介入に弱い。


【ケース3】支払い督促に“異議申立”をしたら、業者が引いた例

業種:建設下請
負債:80万円 → 手数料40%

状況:

  • 返済が遅れて、いきなり「支払い督促」を送られる
  • 顧客のSNSをチェックしている気配
  • 家族の名前を出されたことも

司法書士から助言を受け、
すぐ異議申立を提出しただけで態度が激変。

業者は裁判になるのを極端に嫌がり、

  • 督促取り下げ
  • 追加請求なしで終了
  • 以後の連絡もなし

→ “裁判リスク”をちらつかせるだけで引く業者は多い。


◆2. 業者が最も嫌がる行動ランキング

—— 内部関係者の証言+実際のケースから抽出


第1位:取引先への通知・開示

2社間の最大の武器が「取引先にバレないこと」。
ここが崩れると収益構造が一気に終わるため、
業者はこの行為を 心の底から嫌う


第2位:専門家(司法書士・弁護士)が介入

  • 契約の違法性
  • 手数料の利息換算
  • 返済日の設定
  • ジャンプ構造
  • 相殺禁止の不自然さ

これらが“貸付の疑い”として精査されるのを極端に恐れる。


第3位:支払い督促への「異議申立」

異議を出されると通常訴訟に移行するため、
その瞬間、業者側の戦略は崩壊する。


第4位:証拠化(録音・SMS保存)していると伝える

録音ファイルの存在をほのめかすだけで、
威圧的な督促が止まるケースが多発。


第5位:“ジャンプを拒否”する

業者の利益はジャンプ回数で決まるため、
ここを拒否されると実質的な収益機会が消える。


◆まとめ:

2社間ファクタリングから抜け出す方法は「必ず」あります。

大切なのは、

  • ループを断つ決断
  • 証拠を残す冷静さ
  • 専門家の力を借りる勇気
  • 取引先との正直な関係

です。

「合法ヤミ金だから勝てない」ではありません。
むしろ業者の“弱点”を突けば、
驚くほどあっさり抜け出せるケースが実際にあります。