「2社間ファクタリング 危険」「トラブル」「違法」と検索しても、表示されるのは業者サイト、比較広告、成功事例ばかりです。これは需要の偏りではありません。危険情報が可視化されないよう、広告とSEOで埋め尽くされている結果です。
広告が“入口”を独占している
資金繰りに詰まった経営者の多くは、知人や金融機関ではなく検索に頼ります。そして検索結果の上位は、ほぼ広告です。そこに並ぶのは「安心」「合法」「借入ではない」という言葉だけ。脱法金融に都合の悪い表現は、最初から排除されています。
専門家に辿り着く前に囲い込まれる
本来、弁護士や税理士に相談すべき局面であっても、「ファクタリング トラブル 弁護士」と検索した時点で、ファクタリング業者や送客サイトが間に割り込みます。相談動線そのものが広告に占拠され、専門家の声が届く前に契約が成立する。この構造が放置されています。
「語られないこと」が安全を装う
危険性が語られない金融は、安全に見えます。しかしそれは沈黙の結果です。失敗事例、破綻事例、後悔の声は、検索結果から意図的に薄められ、成功事例だけが量産される。ここに情報の非対称が完成します。
結論:情報遮断は立派な加害行為である
2社間ファクタリングが危険なのは、条件や金額だけではありません。危険だと気づくための言葉を奪い続けている点にあります。合法ヤミ金、脱法ファクタリングと呼ばれるのは、資金を高く売るからではなく、逃げ道となる情報を塞ぐからです。

