「手数料2%〜」「最短2時間入金」――その甘い言葉、本当に信じていい?

ファクタリングのトラブル

新たに見つけたファクタリング広告。「手数料2%〜」「最短2時間で入金」「審査通過率90%以上」「取引先に知られない秘密厳守」――魅力的な言葉が並びますが、本当に「資金調達の救世主」でしょうか。冷静に見極めなければ、資金繰り破綻へのカウントダウンにさえなり得ます。


1. 業界慣習との乖離が露骨すぎる

「2%〜」という手数料。しかし、業界の現実は以下の通りです:

  • 一般的な2社間ファクタリングでは、10〜25%が目安(売掛金額や企業規模による)
  • 例として、別の業者では3社間が1〜4.9%、2社間は5〜15%が妥当とされている株式会社No.1ファクログ

つまり、「2%」という数字は、ごく一部の例外的な条件下でのみ実現しうる稀有なものです。広告だけを鵜呑みにするのは、自ら合法的に高利を受け入れるようなものです。


2. スピード調達は本当に有益?その裏にある代償

「最短2時間で入金」、確かに心強い響きですが、スピードにはコストも伴います。別案件では「1時間」や「2時間」のオンライン入金案件が紹介されており、業界的にはスピードが魅力とされています株式会社サウスエージェンシートップ・マネジメント

しかしその代償として、以下のようなリスクが高まります:

  • 審査の簡略化 → 回収不能リスクが高まる
  • 手数料で回収 → 支払い負担が重くなる構造
  • 心理的圧迫 → 即契約に誘導される危険性

3. 実態と広告の差を明確に可視化してみよう

項目広告上の訴求実際の業界相場
手数料2%~(最安水準)10〜25%前後
入金スピード最短2時間スピード重視で構成されやすい
秘密厳守取引先不通知人質化の心理構造になる可能性あり
審査通過率90%以上60〜70%が現実的