1. 2社間ファクタリングは「合法ヤミ金」
表向きは「債権譲渡契約」として成立する2社間ファクタリング。しかし実態は、高額な手数料を上乗せし、返済総額が元本を大きく超えることも珍しくありません。形式上合法であっても、実質的にはヤミ金と同じリスクを伴うため、利用者は慎重な対応が必要です。
業者は、「譲渡手数料だから全額回収が当然」と主張してきます。しかし、元本以上の返済が発生している場合、法的には過払い返還請求や強気交渉が可能です。
2. 強気交渉が鍵
被害者側が交渉の主導権を握るには、まず強気で臨むことが重要です。具体的には次のポイントです。
- 元本以上は払わない
過去に支払った金額が元本を超えている場合は、超過分の返還を主張します。 - 破産・刑事リスクを示唆
支払不能で破産手続きを検討する可能性や、業者の高額手数料が違法行為に近いことを示すことで、業者に譲歩を促します。 - 依頼者の利益を最優先
強気交渉は手段にすぎません。最終的には依頼者が納得できる形で和解し、現実的な利益を最大化します。
3. 弁護士の役割
弁護士が関与することで、以下のメリットがあります。
- 法的根拠を整理して強気交渉を可能にする
- 業者の違法行為・暴力的手段から依頼者を守る
- 過払い返還や手数料減額など、現実的な和解条件を引き出す
弁護士が「ただ分割払いで和解しましょう」と提案するだけでは、被害者が不必要に損をする可能性があります。元本超過の返還請求や、法的リスクを示した強気交渉を併用することが、現実的かつ最適な解決策です。
4. まとめ
2社間ファクタリングは形式上合法ですが、実態はヤミ金的要素を持つ「合法ヤミ金」です。被害者は強気で交渉しつつ、最終的には納得できる形で和解することが最も現実的かつ安全な対応です。
法律の力を活用し、無理な支払いを避け、現実的な解決を目指すことが、被害者にとっての正しい戦略と言えます。

