出資法違反

ファクタリングのトラブル

実質貸付と認めなかった記録の全体像

二社間ファクタリングが今日まで生き延びてきた理由は、法解釈の難しさでも、制度の未整備でもない。 「実質貸付と認めない」という判断が、繰り返し“記録”として積み上げられてきたからだ。 重要なのは、それが「判断不能」だったのか、それとも「判断回...
ファクタリングのトラブル

違法にならないように設計された違法

二社間ファクタリングは、「グレーゾーン」に存在しているのではない。 違法と断定されない位置に、意図的に設計された違法である。 この違いは決定的だ。 曖昧だから問題なのではない。問題だと分かっていながら、そう認定されない形に組み上げられている...
ファクタリングのトラブル

なぜ二社間ファクタリングは「絶対悪」なのか――搾取は契約前から、相談後まで終わらない

二社間ファクタリングの本質的な悪は、高い手数料でも、過酷な契約条件でもない。 一度関わった事業者が、どこにも逃げられなくなる構造そのものにある。 この制度は、契約前から搾取が始まり、契約中は恐怖で縛り、契約後ですら救済への道を塞ぐ。 ここま...
ファクタリングのトラブル

なぜ二社間ファクタリングの広告は「成功事例」だけを無限に量産できるのか

二社間ファクタリングの広告には、ある不自然さがある。失敗例が存在しない。破綻した話が出てこない。追い詰められた末路が語られない。 あるのは、「資金繰りが改善した」「倒産を回避できた」「助かった」という成功談ばかりだ。 これは偶然ではない。広...
ファクタリングのトラブル

行政不作為が成立する瞬間――「知らなかった」ではもう逃げられない線を越えるとき

行政不作為とは、単なる怠慢ではない。「違法状態を認識し得たにもかかわらず、権限を行使しなかった」その一点が成立した瞬間、行政は中立的調整者ではいられなくなる。 二社間ファクタリングを巡る問題は、すでにこの線を越えている。 問題は、違法かどう...
ファクタリングのトラブル

では、2社間ファクタリングを、どこから崩せば現実的なのか

結論から言います。 制度ではなく、広告から崩す。 これが唯一、現実的な入口です。 1. 法改正から始めるのは失敗ルート よくある発想が、 ・新しい法律を作る・金融に位置づける・包括規制する しかしこれは、ほぼ確実に止まります。 ・時間がかか...
ファクタリングのトラブル

最低限、どこまで説明すべきなのか

二社間ファクタリングの広告に、すべてを詳細に書け、という話ではありません。 しかし、これを欠いたら説明とは言えないという下限は、明確に存在します。 1. 「資金繰りは改善しない」こと 最初に明示すべきなのは、これです。 二社間ファクタリング...
ファクタリングのトラブル

なぜ“説明しない自由”だけが、ここまで守られてきたのか

二社間ファクタリングの広告が、危険性をほとんど説明しないまま成立している理由は、「悪意ある業者が巧妙だから」ではありません。 もっと単純で、もっと根深い理由があります。 1. そもそも「説明義務」が発生していない 最大の理由はこれです。 二...
ファクタリングのトラブル

二社間ファクタリング、それでも、この広告構造はどこまで許されるのか

二社間ファクタリングの広告は、長年「グレーだが合法」という場所に立ち続けてきました。 では、その広告構造はどこまでなら許され、どこから先がアウトなのか。 広告が本来果たすべき最低限の役割 広告は本来、「選択を促すための情報提供」です。 つま...
ファクタリングのトラブル

では、この広告を信じてしまった側は、本当に責められるのか

二社間ファクタリングの問題を語ると、必ず出てくる言葉があります。 「事業者なんだから、自己責任では?」しかし、本当にそうでしょうか。 判断力は、常に十分とは限らない 事業者だからといって、常に冷静で合理的な判断ができるとは限りません。 むし...
ファクタリングのトラブル

なぜ二社間ファクタリングの広告は「本当に大事なこと」を説明しないのか

二社間ファクタリングの広告を見ていると、どれも似た言葉が並びます。 「最短即日」「取引先に知られない」「資金繰り改善」 一方で、決定的に書かれていないことがあります。 広告の目的は「判断材料」ではない まず理解すべきなのは、広告の目的は正し...
ファクタリングのトラブル

“掲載基準”というブラックボックスが被害を拡大させる―なぜ危険な金融広告だけが素通りするのか

広告は審査されている。そう信じている人は多い。しかし実際には、何が通り、何が落ちるのか、その基準はほとんど公開されていない。 この「掲載基準」という名のブラックボックスこそが、事業者向け金融被害を拡大させている最大の要因である。 掲載基準は...
ファクタリングのトラブル

広告プラットフォームは金融被害の共犯か

――「載せただけ」という免責が通用しない理由 金融被害の構図が変わった。かつては、業者と被害者が直接向き合っていた。いま、その間に巨大な「広告プラットフォーム」が介在している。 彼らは言う。自分たちは広告枠を提供しているだけだと。内容の真偽...
ファクタリングのトラブル

行政はAI誤情報を是正できるのか―「知らなかった」では済まされない法的根拠

■ 行政は「直接の発信者」ではないという逃げ道 行政はこれまで、こう言い続けてきた。 AIが発信している。広告主が書いている。比較サイトが掲載している。行政は直接関与していない。 しかしこの理屈は、もはや通用しない段階に入っている。 なぜな...