実質貸金

ファクタリングの違法性と契約について

■ 債権譲渡のプロが見落とした“基本契約書”

~ファクタリング業者に重くのしかかる「重大な過失」の認定~ 2024年4月、東京高等裁判所においてファクタリング業者の責任を厳しく認定する判決が下された。本件は、破産会社がファクタリング業者に譲渡した売掛債権に「譲渡禁止特約」が付されていた...
ファクタリングのトラブル

「ファクタリング」が“貸金”と認定された判例の深層

―大阪地裁の判断と控訴審和解が示す実務上の危機― 2023年に大阪地裁で下されたある判決が、いまファクタリング業界に波紋を広げています。形式は「2社間ファクタリング」だったにもかかわらず、実態が「貸金業」として認定され、多額の過払い金返還が...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

■裁判官よ、本当にこれを「常識ある判決」と言えるのか?――あり得ないファクタリング判決を糾弾する

◆はじめに──裁判官の無知が作り出した制度の穴 「出資法は…手形の割引,売渡担保その他これらに類する方法によってする金銭の交付又は授受もその適用対象とし…貸金業法も…」と判示しながらも、「本件Y1契約は独立した事業者…形 式的にも実質的にも...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

正義の名を汚す者──「自社に都合のいい弁護士だけを選べ」と語る倒錯した論理 法治国家である以上、法律とは弱者が立ち上がる最後の武器であり、弁護士とはそれを使いこなす者である。ところが、そんな法律の専門職を、自社の利益のためだけに“選別せよ”...
ファクタリングのトラブル

銀行が背負う「ラクラク資金調達」の仮面──だが裏では年利100%超の罠

楽天銀行の法人向けウェブサイトに、「≪PR≫ファクタリングの割引率とは?…」と題してOLTA社による記事が堂々掲載されています。一見、利用者への啓蒙記事だが、その実態は“銀行がグレー商法を容認し、資本提携の信用を盾に「合法高利貸し」を演出し...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

「2社間ファクタリング」は実質ヤミ金構造──年利100%超の搾取商法に加担する銀行の罪

■ 年利100%超の「合法ビジネス」とは何か 2社間ファクタリングは、表面的には「借入ではなく売掛債権の譲渡」「手数料制」とされる資金調達スキームです。最近ではOLTA社がこのビジネスモデルをDX化し、八十二銀行、東邦銀行、佐賀銀行などと提...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

信用の仮面をかぶる巨人たち──銀行系・上場企業がグレー商法に手を染める時

私たちは「銀行」や「上場企業」に、ある種の“信用”を置いてきた。財務の健全性、法令遵守、社会貢献、そして何よりモラル──そうした美徳の象徴として、彼らを見てきた。 だが、近年は違う。 彼らは自らの「信用」を利用し、その傘の下で限りなくグレー...
ファクタリングのトラブル

「性質がこれを許さないとき」──法律を“都合よく切り貼り”するファクタリング業者の知的怠慢

民法第466条。これは債権譲渡に関する基本原則を定めた条文である。その冒頭にはこうある: 「債権は、譲り渡すことができる。ただし、その性質がこれを許さないときは、この限りではない。」 これを読んで、「ほら、債権は自由に売買できるんです!」と...
ファクタリングのトラブル

警察が知らない「2社間ファクタリング」の闇──この国の法治は誰のためにあるのか

ある日、筆者は都道府県警の相談窓口に電話をかけ、2社間ファクタリングに関する一般論を聞いてみた。返ってきた答えに、正直言って驚愕した。「2社間ファクタリングとは何ですか?」──相談担当者は、この問題の存在すら知らなかったのである。 言葉を失...
ファクタリングのトラブル

「救済弁護士」という立場──2社間ファクタリング問題の現在地

「2社間ファクタリングの被害者を救済します」──近年、こうした広告やウェブサイトを掲げる弁護士事務所が急増している。だが、果たしてこの“救済”とは、どこまで依頼者の利益を守るものであり、また、2社間ファクタリングに対する彼らのスタンスはどれ...
ファクタリングの違法性と契約について

「合法ヤミ金」という言葉が示すもの――2社間ファクタリングを巡る沈黙の共犯関係

「2社間ファクタリングって、あれは合法ヤミ金みたいなもんだよ」。ある経営者にそう言われて、私はその言葉が妙に耳に残った。ヤミ金という言葉には強烈な反社会性と非合法性がある一方、「合法」と冠されている。正反対の概念が並ぶこの言葉には、いまの日...
ファクタリングのトラブル

【コラム】2社間ファクタリング業者による“刑事告訴”の脅し文言──その合法性と倫理を問う

はじめに:ファクタリングとその影の部分 売掛金を資金化する手段として中小企業の資金繰りに用いられる「ファクタリング」は、本来であれば健全な金融サービスの一形態である。特に2社間ファクタリングは、売掛先に通知が不要であり、事業者にとって心理的...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

偽装ファクタリングという名の合法ヤミ金──加害者支援ではなく、被害者救済を

2社間ファクタリングが孕む「偽装」の構造 2022年3月、埼玉県で重大な問題が提起されました。ファクタリング業者による違法な金利設定を巡る訴訟が起こされたのです。報道によれば、埼玉弁護士会所属の弁護団が、「ファクタリング」の名を借りた事実上...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

「麻薬のような資金繰り」──二社間ファクタリングの急増とその危うい実態

コロナ禍で注目された“即日資金調達” 新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの中小企業が経済的な打撃を受けました。その救済策として政府が打ち出した「ゼロゼロ融資」は、実質無利子・無担保で資金を貸し出す異例の制度として急速に拡大し、多くの企...