審査が甘い

ファクタリングのトラブル

なぜ“説明しない自由”だけが、ここまで守られてきたのか

二社間ファクタリングの広告が、危険性をほとんど説明しないまま成立している理由は、「悪意ある業者が巧妙だから」ではありません。 もっと単純で、もっと根深い理由があります。 1. そもそも「説明義務」が発生していない 最大の理由はこれです。 二...
ファクタリングのトラブル

二社間ファクタリング、それでも、この広告構造はどこまで許されるのか

二社間ファクタリングの広告は、長年「グレーだが合法」という場所に立ち続けてきました。 では、その広告構造はどこまでなら許され、どこから先がアウトなのか。 広告が本来果たすべき最低限の役割 広告は本来、「選択を促すための情報提供」です。 つま...
ファクタリングのトラブル

では、この広告を信じてしまった側は、本当に責められるのか

二社間ファクタリングの問題を語ると、必ず出てくる言葉があります。 「事業者なんだから、自己責任では?」しかし、本当にそうでしょうか。 判断力は、常に十分とは限らない 事業者だからといって、常に冷静で合理的な判断ができるとは限りません。 むし...
ファクタリングのトラブル

なぜ行政は二社間ファクタリングの広告を止めないのか

二社間ファクタリングの広告は、明らかに誤解を生みやすい表現であふれています。 それでも、行政が本格的に止めた形跡はほとんどありません。 なぜでしょうか。 理由①「金融ではない」という建前に逃げている 最大の理由はこれです。 行政は一貫して、...
ファクタリングのトラブル

二社間ファクタリングを「便利そう」と感じたときに、必ず知ってほしい話

二社間ファクタリングは、「取引先に知られずに」「すぐ現金が手に入る」そんな言葉で紹介されることが多い仕組みです。 確かに、仕組み自体は違法ではありません。しかし、危険でないとは一言も言えない。ここが一番大事なポイントです。 これは“お金が増...
ファクタリングのトラブル

広告とAIが「悪意なき悪徳」を量産する

■ 広告は良心を必要としない ファクタリング業者の心理は、広告空間に入った瞬間に完成する。 広告は、善悪を判断しない。成果が出るかどうかだけを見る。 即日資金化。審査なし。赤字でもOK。取引先に知られない。 こうした言葉が並ぶのは、それが刺...
ファクタリングの違法性と契約について

「広告ではない顔」をした金融誘導

──ファクタリング表現を法規制の視点から読み解く ファクタリング広告に用いられる表現は、単純な虚偽や誇大というより、規制法の前提そのものを外す形で設計されている。以下では、代表的な広告表現パターンを、景品表示法および金融商品取引法の枠組みか...
ファクタリングの違法性と契約について

ファクタリング広告に見られる典型的表現パターンの分析

ファクタリング広告は、表面上は情報提供や比較を装いながら、実質的には資金調達契約への誘導を目的として設計されている。以下では、現実に広く用いられている表現パターンを類型化し、その問題点を分析する。 1.「金融ではない」ことを前面に出す免責型...
ファクタリングの違法性と契約について

行政不作為とAI広告、そして準消費者概念が突きつける金融規制の空白

AI検索と広告技術の進化により、金融広告は「誰が勧誘したのか分からない」形で拡散するようになった。検索結果やAIの要約は、もはや単なる情報整理ではなく、特定の金融取引を選好させる機能を果たしている。それにもかかわらず、行政はこれを従来型の広...
ファクタリングの違法性と契約について

AI検索が拡散する金融広告の責任主体は誰か

1. 表向きの責任主体は「広告主」だが、それでは足りない 金融広告の原則論では、第一義的責任は広告主(=金融サービス提供者)にあります。 しかし、AI検索時代では次のような構造が生まれています。 広告主 アフィリエイター(比較サイト・ランキ...
ファクタリングの違法性と契約について

金融と認めた瞬間に何が起きるのか

■ 「認定」はラベル変更ではない ファクタリングを金融と認めることは、単なる用語整理ではない。それは行政にとって、制度全体を書き換える行為になる。 金融と認めた瞬間、説明義務が発生する。監督責任が発生する。そして過去の判断が遡及的に評価され...
ファクタリングの違法性と契約について

中小零細事業者への「準消費者」概念は金融分野に導入できるか─ファクタリング問題が突きつけた制度再設計の必要性

■ 「消費者」と「事業者」の二分法の限界 日本の法制度は、長らく取引主体を「消費者」と「事業者」に二分してきた。消費者は保護対象。事業者は自己責任。この単純な線引きは、制度設計上の分かりやすさを優先した結果である。 。だが現実には、この二分...
ファクタリングのトラブル

1. 「アフィリエイト金融汚染:虚偽SEO記事とAI誤回答が被害を倍増させる構造」

アフィリエイト型の金融情報が、すでに「詐欺」「虚偽表示」の枠を超えて、実質的に新しい金融犯罪のエコシステムを形成している。とりわけ2社間ファクタリング分野では、虚偽LP(ランディングページ)、SEOアフィリエイト、比較サイト偽装、そしてAI...
ファクタリングのトラブル

AIに『景表法』を適用できるか:誇大広告としての誤情報―ファクタリング被害を拡大させる“AI生成ナラティブ”の危険性

生成AIが金融分野で一般化して以来、もっとも深刻な問題は「誤情報」そのものではない。問題の核心は、AIが発した誤情報が“広告”と同等の機能を果たし、消費者を誘導し、結果として被害を増幅しているという構造にある。 その典型例が、いま急増してい...