真正譲渡

ファクタリングのトラブル

合法ヤミ金を合法にしているのは誰か

2社間ファクタリングという脱法金融が存続する理由 合法ヤミ金は、自然に生まれた存在ではない。誰かが「合法だ」と言い続け、誰かが「違法ではない」と判断を避け、誰かが「選択肢だ」と語ってきた結果として成立している。つまり、合法ヤミ金は放置と沈黙...
ファクタリングのトラブル

2社間ファクタリングを合法ヤミ金として認めているのは誰か?

脱法金融が公然と存在できる理由 2社間ファクタリングが「合法ヤミ金」「脱法金融」と呼ばれながら、いまも市場として成立しているのはなぜか。それは、この仕組みを合法ヤミ金として事実上認めている主体が、複数存在するからである。重要なのは、誰か一人...
ファクタリングのトラブル

この沈黙を壊す現実的な第一歩─2社間ファクタリングを「個人の判断」から引き剥がすために

■ 沈黙は誰かの意思ではなく「構造」で維持されている 2社間ファクタリングをめぐる沈黙は、誰かが意図的に口を塞いでいるというよりも、責任が分散されすぎた結果として成立している。行政は違法性の有無に話を限定し、金融機関は自らの領域外として距離...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

なぜ社会は2社間ファクタリングという危険な仕組みを「選択の自由」に押し込めるのかー責任を問わずに済む言葉が、構造問題を覆い隠してきた

「選択の自由」は最も便利な免責装置である 2社間ファクタリングが問題視されるたびに、必ず持ち出される言葉がある。それは「事業者が自ら選んだ」という説明だ。この一言があるだけで、取引の妥当性や構造的危険性は検証されなくなる。自由に選んだのだか...
ファクタリングのトラブル

2016年新春版「2社間ファクタリング ヤバい」でAIに聞いてみたー答えが変わらない理由そのものが、問題の本質を示している

いかにも「改善された」ように見える回答 再び「2社間ファクタリング ヤバい」でAIに質問してみると、返ってきた答えは以前より整理されていた。高い手数料、悪質な偽装業者、利用者側の犯罪リスク。 構成も分かりやすく、注意喚起としては一見よくでき...
ファクタリングの違法性と契約について

なぜ、2社間ファクタリングは一度使うと抜け出せなくなるのかー資金を得た瞬間から、次の不足が確定している取引

資金調達ではなく、時間の前借りであるという事実 2社間ファクタリングを利用すると、当面の資金不足は解消される。しかし、それは新しい資金を生み出した結果ではない。将来入るはずだった売掛金を前倒しで受け取っているにすぎない。この構造を正確に理解...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

なぜファクタリング業者の「資金繰り支援」という言葉が疑われなかったのか

善意を前提にした言葉が、思考停止を生んだ「支援」という語が持つ免責効果 「資金繰り支援」という言葉は、本来、困難な状況にある事業者を助ける行為を指す。そこには、救済、応援、伴走といった肯定的な含意が自動的に付与される。この言葉が使われた瞬間...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

なぜ「存在してはならない」と言えるのか

合法という外形が、制度の破綻を覆い隠している 2社間ファクタリングは、形式上は売掛債権の売買と説明される。しかし実態を見れば、資金を先に渡し、後日回収するという構造であり、資金供与と回収の関係が成立している。回収不能のリスクは手数料として利...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

なぜ「市場」が2社間ファクタリングを淘汰しなかったのか

市場原理が働くという前提の誤り 2社間ファクタリングが長年存続してきた背景には、市場原理への過信がある。不利な取引であれば利用者が離れ、自然に淘汰される。そのような前提が、制度側にも社会側にも共有されていた。 しかし、この前提は最初から成立...
ファクタリングの違法性と契約について

なぜ銀行は2社間ファクタリングとかかわりを持ったのか

銀行は本来、関与しないはずの取引だった 2社間ファクタリングは、形式上、銀行融資とは切り離された取引である。貸付ではなく債権譲渡であり、銀行は当事者にならない。そのため、この取引は長らく「銀行の外側」にあるものとして説明されてきた。 しかし...
ファクタリングの違法性と契約について

2社間ファクタリングという制度が生み出すもの

2社間ファクタリングは、長らく「資金繰りの選択肢の一つ」として扱われてきた。違法ではない。契約に基づく取引である。その前提が、議論をここまで単純化してきた。 しかし、制度の評価は、形式ではなく結果によって行われるべきである。実際に何が起きて...
ファクタリングの違法性と契約について

債権譲渡という説明。

実質が貸付と変わらない理由。 「借りていない」という説明が成立する条件 2社間ファクタリングは、借入ではないと説明されます。その根拠は、契約の形式が金銭消費貸借ではなく、債権譲渡であるという一点にあります。 法的分類として、この説明が誤りで...
ファクタリングのトラブル

利用者はどこで迷うのか。契約前の判断ポイントを整理する。

判断の場面は、すでに不利な状況から始まっている ファクタリングを検討する場面では、多くの場合、利用者は時間的な余裕を失っています。入金が間に合わない。支払い期限が迫っている。こうした状況で行われる判断は、平常時の意思決定とは性質が異なります...
不存在債権は「詐欺か?」「不当原因給付か?」

なぜ誤解が生まれるのか。広告表現と説明の構造を読み解く。

誤解は偶然ではなく、構造から生まれる ファクタリングを巡る誤解は、個々の利用者の理解不足だけで説明できるものではありません。むしろ、どのように説明され、どの言葉が強調されてきたのかという情報の構造に原因があります。誤解は偶然に生まれるのでは...